脱毛の種類とその原因

グレースちゃん



    どうしたら脱毛をストップできるか?

     まず、自分の髪の状態を知り、

      どんな脱毛症なのかを

       見極めることが大事。



・男性型脱毛症(若ハゲ)

成人男性の頭部毛髪に見られる脱毛症です。主に、前額部と頭頂部に起こる毛髪の退行現象で、生理的脱毛症といえます。一般に、頭皮が緊張して皮膚にたるみがない人や神経質・過敏性の人に多く、前額部生え際や頭頂部から脱毛が始まります。

原因:遺伝性の場合もありますが、男性ホルモンの分泌異常で毛包内の脂肪が増えるために毛髪の固着力が弱くなり、脱毛することもあります。

・女性男性型脱毛症

成人女性の頭髪が、加齢に伴って前額部や頭頂部から次第に薄く粗くなる薄毛のことです。ただ、女性ホルモンは皮脂分泌を抑制する作用が強いため、男性ほどの極端な脱毛は見られません。また、女性男性型脱毛症で抜け落ちた毛の毛根には、男性型と違い、脂漏性の白い塊が付着していることはほとんどありません。このため、女子の薄毛や脱毛症は男性と比べて治りが速いです。

原因: 自律神経失調によるホルモン分泌異常、分娩後の甲状腺機能低下、更年期後の女性ホルモン異常に伴う毛根の機能低下など。 また女性特有の低血圧、冷え性、貧血症も原因になります。

・老人性脱毛症

体の他の部分と同じように、毛母細胞の製造機能も、加齢と共に衰えて行きます。これは自然現象なので仕方がない、と諦めないでください。一般に、50代を迎える頃には、誰しも髪の毛の成長が遅くなります。普段の手入れや、何か変だなと気がついたときに、素早く適切な対応を取っておけば、脱毛年令を遅らせることは可能です。また、初期の段階で、正しい予防法を行なっておけば、進行を遅らせたり食い止めること、また、復活させることも不可能ではありません。ちなみに、「白髪になるとハゲない」とよくいわれますが、科学的な根拠はありません。白髪は毛母細胞の中のメラニン色素を合成する働きが弱まったために起こります。

原因:加齢にともなう、毛母細胞の毛髪製造機能の低下。

・円形脱毛症

男女を問わず、また子供にも発生する頻度の高い脱毛症です。自覚症状はなく、突然、コイン大の円形の局部脱毛が起こります。ただし、どの場合も円形とは限りません。単発性と多発性があり、多発性の脱毛がさらに融合して、頭部全体にまで広がる全頭脱毛症になることもあります。 円形脱毛症は、毛母細胞の一時的な機能停止による脱毛症で、毛根の形態が極度に萎縮するのが特徴です。他の脱毛症と違い一過性で不治の病ではありません。そのため症状が進行していても、毛母の機能を回復させれば、ほとんどの場合、新しい毛が再生してきます。ただし、元通りになるまでの期間は、一定ではありません。

原因:一過性と頑固な難治性がありますが、いずれにせよ、円形脱毛症は様々精神的ストレスなどの複合的な原因の症候群と考えられ、ストレスによる自己免疫異常説が最有力といわれています。また、こどもの場合は、心因性以外に、アトピー性疾患が引き金となって起こるケースも多いのが特徴です。

・びまん性円形脱毛症

円形脱毛症が部分的にまとまって抜け落ちるのに対して、頭部全体の髪の毛が急激に、短期間に抜け落ち、頭全体の髪の毛が粗くなる脱毛がびまん性脱毛症です。このタイプの脱毛は、頭皮がこんにゃくのようにブヨブヨしているのが特徴で、また顕微鏡で毛髪を調べると、根元が極度に萎縮して細く針状になっています。難治性脱毛のひとつで、治癒には根気が必要です。1〜2年で完治することもあれば、治療を続ける一方で進行し、全頭脱毛症から、眉毛や全身の体毛まで脱毛してしまう汎発性円形脱毛症になることも。また、ステロイド剤など、薬の副作用で脱毛が再発したものは、難治性で多くは治りが遅くなります。しかし、あきらめずに自分自身で毛を生やす強い信念と努力と根気によって再生していきます。

原因:ストレスによる自律神経の失調が主な原因だといわれています。